私は昨年から自分の住むマンションの管理組合理事会の副理事なるものをやらせていただいております。
築28年のマンションですのでいろんな問題があり、あらゆる面でのメンテナンスが必要になってきています。
そういった意味で住民が構成する「マンション管理組合」の役割は年々重要になっていると思います。
ただ、理事会を構成する方々がほとんど素人という現実や、成手不足、一年程度の任期の為、継続した議題の引継ぎ十分でないなど、なかなか難しい問題もあり、実際は問題が山積というのが現状です。
これからはこういった築年数の経過したマンションなどで、第三者として客観的に判断の出来る専門家によるサポートが大変重要になるでしょう。
昨今ではマンションをはじめとする中古物件のリノベ-ションブームですが、それぞれの部屋はかっこよくキレイになっても全体の設備などは老朽化が進み改善されていないのが現状です。
優良なマンションストックを活かしていくにしても、メディアにとってキャッチーな「個」の部分のほかに、比較的地味な「公」の部分に注目し、情報を広げていく事も大変重要なことではないでしょうか。