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リフォーム&リノベーションについて

 

アトリエセッテンは、住宅のリフォーム・リノベーションの設計を最も得意としています。 戸建住宅のリフォームやリノベーションについてまとめてみました。


設計者とのコミュニケーションについて 

 コミュニケーションを一言で表すことは難しいですが、お客様がお住まいの家への希望や課題、問題点を、設計者と共有することからはじめます。共有した課題を設計者が提案するアイデアで一つ一つ解決していくのですが、こちらが提案したアイデアを押し付けるようなことはありません。なぜそのような解決方法をとるのか、デザインになるのかをしっかりとコミュニケーションをとりながらブラッシュアップして、お客様が「納得」した設計内容でまとめていきます。この設計内容に「納得」いただくことを大切にしています。そうすることで「自分らしい家」になり、自分の考えが家にこめられたワクワクするような住まいになると考えています。


要望のまとめ方について

 リフォーム・リノベーションのご相談をいただいたら、お客様にはまず、その家に住む方全員に「やりたいことメモ」を作っていただきます。一人10項目の方もいれば、30項目に及ぶ方もいます。ポイントとしてはキーワード(単語)を書き出すこと。人に伝えるための文章を作ろうとするとしんどくなります。もうひとつは「できないかも・・・」と思って書くのをやめないこと。まだまだ夢の段階なのですから大いに楽しんでください。

 そして「やりたいことメモ」ができあがったら、家族発表会です。一人ひとりが「やりたいことメモ」の内容を家族に発表してください。その時に大切なルールがひとつあります→「文句をいわないこと」(笑)。まずはご家族一人ひとりの夢や希望をしっかり聞くことで、ご家族同士が「あ~こんなことをやりたいんだね」と理解が深まります。そして最後に家族全員の  「やりたいことメモ」の内容を10個に絞ってください。そしてその10個に順位をつけてください。それがと家づくりに大切な「我が家の十か条 」として以降の家づくりに効いてきます!

 この要望をまとめる際に、家族同士で家づくりに対すてコンセンサス(合意)取れていることが大切だと考えています。そしてその「我が家の十か条 」をとにじっくり時間をかけてヒアリングを行います。


プランニングについて

 ヒアリングの内容をもとに、まずは設計者の考える最良の「ファーストプラン」をご提案します。このファーストプランには「我が家の十か条 」に設計者としてのアイデア・ノウハウを考え抜いて盛り込んだプラン、つまりお客様のリフォーム・リノベーションの可能性を提案したものとなります。アトリエセッテンは家の法律や構造に加え、数々のリフォーム・リノベーションの経験の基づいた知識をもっていますので、耐震補強やコスト面、暑い寒いなどリフォーム・リノベーションをお考えのみなさまが不安に思われがちな点についても、しっかりと考えたプランを提案いたします。


リフォームとリノベーションの違い

 アトリエセッテンでは「リフォーム・リノベーション」という言葉の違いをあまり意識していません。それは、お客様の側に立つとあまりその言葉の違いを意識しておられる方がいないからです。違いを簡単に言うと「リノベーションは価値が上がる改修」「リフォームは修繕、修理」といった類の定義・説明が多いですが、お客様にとってリフォームであろうがリノベーションであろう色んな意味で家の価値を上げたいと思っておられます。それよりもむしろ「全面(大規模)リフォーム」か「部分リフォーム」かという違いを意識して取り組んでいます。

では、全面(大規模)リフォームと部分リフォームにはどんな違いがあるのでしょうか?


全面(大規模)リフォーム

 全面リフォームとは文字通り、家全部をまるごとリフォームしてしまうことです。屋根、外壁、サッシ、耐震補強、断熱性能、給排水配管、電気配線、住宅設備、間取りなど全面的にリフォームすることを言います。大規模リフォームとは全面リフォームに比べて、数項目の工事をしない改修を大規模リフォームと言います。たとえば「屋根と、外壁は以前完了しているので工事しない」とか「お風呂と洗面所はすでに工事している」などです。


部分リフォーム

 文字通り「部分的に」リフォームをする場合です。たとえば「キッチンとダイニング、リビングをひとつに広くしたい」「お風呂と洗面脱衣室、トイレの入れ替えをしたい」「和室を洋室にしたい」など家の中のこと全般に様々なパターンが考えられます。最近では滞在時間の長い、「LDK」や「寝室」の断熱性能を上ながら使い勝手をよくする「省エネリフォーム」も増えてきました。


設計事務所によるリフォーム・リノベーションには、どんなメリットデメリットがあるのでしょうか?


デメリット

 はっきり言えば「時間がかかること」でしょう。設計事務所は設計料を頂いて、設計を仕事としていますので、急いでいてこの部分に時間をかけれない、かけたくない方にはデメリットに感じてしまうと思います。参考までに今までの経験値として、最初のカウンセリングから完成引渡しまで10ヶ月~12ヶ月が平均的にかかり時間の目安です。

 もうひとつは、ショールームのような一目瞭然の施設を持っていません。つまり空間全体の完成イメージを実物でお伝えすることができません。ですから設計させていただいたお客様のリフォーム完成事例を写真などで確認していただくか、そのお客様の家に見学に行くかしかありません。ショールームで「この感じで!」とか「このキッチンで!」という方には向いていないかもしれません。もうひとつはいわゆる工事費用の「相見積り」の対象業者にはならないということでしょうか。


メリット

 一言で言えば「じっくり考えて、納得して工事に進むことができる」でしょう。リフォーム・リノベーションに限らず、建て替え・新築もそうですが、完成するまでにたくさん決定しなければならないことがあります。それらのことはプロにしか分からないこと、プロに助言を必要とすること、自分で決めることができることと幅広いものです。そこには設計を通じたコミュニケーションの中で「納得」していく必要があります。設計事務所では先に「設計図や仕様書」を決めて、それを施工会社に見積してもらい工事費を算出し、コスト面での設計内容の調整をしますので、工事金額や内容が納得いかない状況で「工事契約」をすることがありません。 大多数のリフォーム業者のように簡単なプラン提案と工事見積書が同時に提出されて、契約を判断せざるを得ないような進め方にならないこともメリットのひとつです。


 アトリエセッテンは『家』の設計を専門としている設計事務所です。設計させていただいた実績や、お客様の声を参考にしていただき、あなたの家づくりのパートナーとしてふさわしいかどうか検討してみてください。

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