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設計料は高い?安い?

設計料とは

 一般的には「設計料は高い」というイメージがあります。結論から言うと「高いか?安いか?」という感覚は人それぞれです。私たちから「高いか?安いか?」を答えるには何に基準をおいて考えるか難しいところですが、設計事務所での設計管理業務を考えるとは決して高いものではないと考えています。家づくりはモノを買う時のように「比較」ができないのがなんとも悩ましいところで、判断を難しくしています。ただ、経験上特にリフォーム&リノベーションの設計をご依頼頂いた方のほとんどが、「工事する前にちゃんと設計してもらったほうが良い」と感想を頂いています。そのほとんどの方が一度はリフォーム工事をしたことのある方々です。そういったことからも事前にちゃんと設計してから工事をするということの安心感や満足感は大きいのではないでしょうか。本当に欲しい家に住みたいと考えるなら、むしろトータルとして費用対効果が高いと言っても良いと思います。

 また、工務店や住宅メーカーには設計料は無料、あるいは少なく提示している会社が多いですが、実際は工事費の中に設計作業の費用が含んであると考えるのが自然でしょう。社内建築士が作業をするわけですから、賃金は必ず発生します。設計施工を一貫して手がけるので、工事費用という形でまとめて請求しないと割高に見えてしまいますからね。これに対して設計事務所は工事はせず、あくまでも設計だけを手がけます。したがって費用は「設計料」というとてもわかりやすい形で請求されます。一見、工事費用と別に設計料が発生して割高に感じられますが、設計事務所は「予算=設計料+工事費用」と考えてコスト計画をしますので、設計依頼をしたせいで予算オーバーになってしまったということのないように進めていきます。

 設計事務所の設計料にはとくに取り決めがありません。それぞれが必要に応じて設計料を設定しています。一般的には工事費の10~12%というところが多いのではないでしょうか?この算定方法では少し矛盾が生じます。例えば30坪の広さの違うタイプの家を設計する場合、屋根や外壁といった材料のグレードや、キッチンやユニットバスといった設備のグレードの差額で設計料も変わってくるということになります。ですからアトリエセッテンでは基本料+床面積あたりの設計料で設定しています。これであれば単純に設計する家の面積なりの設計料を頂くということになります。


 アトリエセッテンは『家』の設計を専門としている設計事務所です。設計させていただいた実績や、お客様の声を参考にしていただき、あなたの家づくりのパートナーとしてふさわしいかどうか検討してみてください。

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