とは、先日住宅改修の提案をしたクライアントからの言葉です。
どことなく懐かしくて、すでに自分の記憶にある感じ。
古いもの(既存)に新しいもの(改修)を付加していくのだけれども
すでに何年も前から住んでいたような生活感と佇まい。
学校と住宅は違うけれど、
住宅に「古い木造校舎のような・・・」という感じは解ります。
黒光した木材。
木の骨組みの見える高い天井。
大きい小さいの空間の配列。
シンプルな材料構成。
改めて考えると、いろんなキーワードが出てきます。
それらをどう建築に結びつけるかえを慎重に考えてもりこみ、
結果、じっと黙って「生活の気持ちよさ」に結びついている、
そんな愛着の残る住宅改修を計画したいと思っています。