いま、同時に二つの改修の相談を受けています。
共に築年数80年以上の連棟長屋です。
戦火を逃れ、生活の器としてしっかり人を包み。現代の法律にじっと耐えてきたこれらの長屋が悲鳴を上げ、新たにクライアントの愛着により再生の道をたどろうとしています。
私は、これらのを改修するに当たり、クライアントの要望だけでなく、同じ状況で存在する「連棟建築」についてしっかりと考え、それらに可能性のある改修を手掛けていかなければならないと改めて思っています。
現実になるかならないかは様々な条件があるのが建築です。しかし、なろうがなるまいが、そこにある問題点や社会背景、経済状況を考えて取組むという姿勢が大切と最近は深く考えています。
ちょっと固いかな?