近い将来の家族構成の変化とお住まいの住宅の老朽化、使いにくさを解消し、新たな暮らしの場としての木造住宅の建て替え計画です。土地いっぱいに建築されていた既存不適格の住宅を解体して、コンパクトな平屋住宅を計画しました。暮らしに必要な空間、モノを吟味して必要最小限かつ空間にメリハリをつけた「18坪」という「小さいことは狭いことではない」ということを証明した平屋が完成しました。
■概要
木造軸組工法 平屋建て住宅新築
延べ床面積:約60㎡(18坪)
建築場所:山口県
写真撮影:野村和慎
■設計者から一言
木造軸組工法の新築住宅です。最近は子育てを終えたご夫婦や、共働きで子供を持たないご夫婦が、自分らしい小さな家を望まれる傾向も増えてきました。小さいことは自分達に必要なものは何かをしかかりと考え、長い時間に耐える暮らしができるかを間取りに反映させる必要があります。「小さな家」は家に過剰なコストをかけず、自分らしい家をつくる好例と思われます。同じようなパターンをお考えの方はお気軽にご相談ください。