【家づくり】被災住宅のリノベーション工事がはじまります。

気づいたらもう11月。

あと2ヶ月ですよ、今年も。

毎年こんなこと言ってますが、

本当に時間の経つのが早い、早すぎます。

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7月の豪雨災害から4ヶ月。

振り返ると、いろいろな思いがめぐります。

災害後、2週間ほど経過したころ

被災した自宅をなんとかしてもらえないかと

設計事務所にも数件のご相談がありました。

土砂災害における被災状況はそれぞれで、

そこに加えて個々の様々な諸事情が絡んで

それぞれに違う解決方法が考えられるが、

どれが最適解なのか、明快な答えは出ない。

とにかく難しい状況。

いずれにせよ「いち早く」現況回復したいという

切実な思いは皆さん同じで、

設計事務所にできることの少なさというか

速やかに「工事する」という”腕力”のなさを

人知れず嘆いたものです。

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それでも設計事務所としてできること

そこをきちんとお話して、

それを望まれる方に応えていくことが

やっぱり自分にできることだろうと。

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クライアントのYさんは、

床上浸水半壊という状況を回復させる以上に

今後、長い年月を暮らす家として

耐震補強と断熱改修を同時に行い

今後の暮らしを快適にするという私の提案を

しっかり受け止めて頂きました。

災害復旧ということから考えれば

長くしんどい時間を待って頂きました。

でも、設計内容に納得していただいて

施工会社さんと無事工事契約をしたときの

安堵というか、なんともいえない

Yさんご夫婦の笑顔が忘れられません^_^

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ということで、来週から着工です!!

実は大阪からUターンしてきて2年半。

広島で初めての仕事になります!!

そういう意味でも記念的な仕事になります。

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建築で、設計で人を幸せにする。

そういう仕事を続けていきたいです。