縁側、軒下、土間、間戸、窓辺・・・。
内と外をつなげる設えはいろいろあります。
「縁側」と「土間」
二つの要素を並列に置くことで内と外をつなごうとしています。
室内を開口部を通じて縁側とつなげる
縁側と土間を「軒下」に並列に同じ広さで設ける
その縁側と土間は「軒下」という中間領域を介して外とつながる。
軒下という雨のかからない半屋外の縁側
軒下という雨のかからない半屋外の土間
軒下という雨のかからない半屋外に並存する縁側と土間
軒下という雨のかからない半屋外を挟む内と外
室内と室外
雨が降らないところと雨が降るところ
上履きの床と土足の床
そしてその形と広さ
それをどういう組み合わせで設えるかで
内と外のつながりが広がります。