ある現場の報告になります。

自分のブログで仕事の状況を報告するべきか否かは自分で決めればいいのだけれど、やっぱり胸張ってやってる仕事なんでちゃんと報告してクライアントとも共有したいし、そっと見に来ている人にはふむふむと何かを持って帰って欲しいと思うのですが、なかなかこうやってアップするのもそこそこの時間がかかるから、それこそ「仕事」を優先させてしまうのが実情です(汗

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住宅リフォーム、設計に現場に次々動いてます。

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先月、一宮市にある住宅の全面リフォーム完成しました。

夫婦お二人とワンちゃん一匹でお住まいの家。

ご主人は建設業の監督だった方、プロですプロ。

はじめてお話した時にはかなり自分の世界が固まっていたようで、

私にも「やりたいこと」をたくさんお話ししてもらいました。

しかし、プロさゆえに「どこに依頼すべきか」というところに悩んでおられたようで(私の想像ですが)

ご主人の思っている「やりたいこと」をちゃんと実現できるパートナーとしての設計者が必要ではとアドバイスしたのを覚えています。

もと施工者の観点ではたくさんのことが見えてきますが、表現ができない。

頭の中を施工者に伝えるためのひとつの「方針」として設計図にしていく作業を一緒にする。

そういう考え方で、一緒に打合せを重ねてきました。

現場では当然ご主人にしか見えてこない家の問題点が出てきて

それを改善するのですが、「どうだろうか?」という相談相手がいることが価値になっています。

設計はひとつの「方向性」なので現場変更はご主人の細かい思いの集積で出来上がっていきます。

言葉やスケッチ、素材の発見、設備への興味・・・

ご主人の頭の中にあるいろんなものが現場を作っていく手立てとなっていきます。

そんな具合でできたリフォームに満足いただいたようで、とても穏やかでいい笑顔をされていました。

施工者は大変だったろうと思います。

そこを作ることコストのこと都度のコミュニケーション。

快く付き合ってくれた施工者会っての現場だと思います。

わたしの取り組み方も一つのチャレンジ、いい勉強になりました。

写真はまだ無い(汗

そんな一宮市の住宅リフォームの報告でしたー。

とりあえず今日は一つだけにしておきます(汗

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