木の学校Ⅲ。

私が大阪府建築士会で取り組んでいるイベント「木の学校Ⅲ」
開催が3月14日(日)にせまってまいりました。

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和歌山県にある「伊太祁曽神社」(いたきそじんじゃ)を舞台に、子供たちに木に触れてもらおうというイベントです。大阪木材青年経営者会議の皆さんとの共催で、大きな意味で「木育」を実践してみようというものです。

木育となると、教育!と難しく考えてしまいそうな大人たちが集まって、なるべく難しくなくシンプルに子供達に木に触れてもらおうではないか!という皆の思いでこの企画が始まりました。

舞台は「木の國神話の社 伊太祁曽神社」

ここは太古の昔、神様が植樹を始めたと言われる神社で(かなり簡単ですが…)木材に関係する人達には「木の神様がいる神社」として親しまれている神社です。

日本は木の文化の国なのに、子供たちがそれを知るフィールドがない、というかそういう住環境になっていない。戦後の住宅の大量供給に対応するため、いたしかたないかもしれませんが、今だからこそ徐々に「木」へ触れるフィールドを増やしていかなければならないと思います。一方で木を愛する大人たちの思いが強すぎて「木」という事を難しく解き明かし、メリットや効果などを数値で現そうとしているところにも一つの原因があるのではないかと個人的には思っています。でもそれは木を愛するが故の行為。だからこそ、数々のそういった取り組みを無駄にしない為、子供の時から「木」に親しんでもらい、日常身近な所に存在して触れているんだよ!という事を伝え、経験させなければいけないのではないかという思いもありこの企画を考えました。

と、ついついここでも難しくなってしまいましたが、木の神様がいる素晴らしい場所で、キャンプのように木に触れて、ご飯を食べて、楽しんで、共有した時間を心に刻む為の植樹をし、その木と共に大きくなろうね!って感じのイベントです。はじめの一歩!

もちろん、道中も楽しくなくっちゃ!!ということで、和歌山からは、あの有名な「たま電車」で行くことができます!個人的には「たま駅長」にとっても逢いたいのですがねぇ(萌

とにかく、私が子供の頃に味わった無意識での「木」の体験が、40才の私にじわ~っと効いてきてますから、子供の頃の「木」との日常の体験は、この先の日本に「じわ~っと」効いてくるはずです!

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参加希望の方はこちらから。(定員あとわずか)
締め切りは3月12日(金)午前中まで。
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