大きな建具を使って個室と居間をつなぐ
前回はそのことについてお話しました。
個室と居間をつなぐことは実は良くあること。
でも個室と個室を大きくつなぐということは
こども部屋でもない限りあまりないことです。
個室と個室をつなげる工夫
もう一つの大きな建具です。
この建具があることで
居間と個室は閉じていても
個室と個室をつなげ空間を広げることができる。
日々の暮らし方や時の状況によって
閉じ方やつながり方にいろんな選択肢が産まれます。
この三つの大きな建具を開くことで
たとえ居間の広さを十分に確保できなくても
つなげることで広さと居場所を同時に得ることができます。
時には一部屋だけ閉じて使ってみたり。
喧嘩して個室に逃げ込んだときは
なんとなく建具のありようで
「いまちょっと無理」って言っているようで
なんだか微笑ましくないですか？
一枚の扉がついている個室より
ずっと仲直りが早くなるような、そんな気がします。
