【ひとり言】ゴッホ展に行ったところ…

ひどく心を動かされました。

なぜなら、このゴッホ展は

当初私の思っていたものとは

ぜんぜん違ったものだったからです。

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今回はただ、ゴッホの絵画を

日本国内で鑑賞できるのなら

足を伸ばしてみておこう

そういう動機でした。

昨年、東京に滞在の際

フェルメール展に行く機会を得て

上野の森美術館に言ったのですが

はじめてみるフェルメール絵画が

すごく良かったので

今回も純粋に名画を見ておこうと思ったのでした。

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今回のゴッホ展

ゴッホの描いた絵画を展示するというより

ゴッホの絵画と

ゴッホの影響を受けた画家たちの絵画

そして、弟テオとの手紙を通じて

ゴッホ自身の人生を紹介する

そういうようなものでした。

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音声ガイドを頼りに

入り口からゆっくりと鑑賞していくと

ゴッホという一人の人間を

少しずつ垣間ることができて

少しずつ感情移入していくというか

自分を彼に置き換えて見ているというか

その時代に身をおいている自分がいました。

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彼が初期に書いたデッサンや

彼が影響を受けた数々の作家の作品と共に

彼の成長と変化が絵に描写されていく

それを感じることができる展覧会でした。

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終盤に展示される「糸杉」という絵画

これを前にしたときの感動

まさに心を動かされる感覚は

私の稚拙な言葉では表現できない

初めて味わうものでした。

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展示室を後にして

手に入れることが

出来るはずもない

ゴッホの「糸杉」を

本気で欲しいと思っている自分自身に

笑いがこみ上げてきたそのとき

自分の目の前に

手ごろなレプリカが販売されていました

そこで大人の買い物をしたのは

私一人だけではないはずです・・・。

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ゴッホ展 3月29日まで

兵庫県立美術館にて

ぜひ観てみて下さい。

おすすめします。

フィンセント・ファン・ゴッホ『糸杉』 (産経ニュースより)