【ひとり言】スーパームーンにもらったもの

昨日はスーパームーンだったようです。

だったようですねと言うのも、

今日そういう情報を知ったからです。

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今の住まいは古い木造住宅で、

和室に障子、縁側といった、今で言えば昔の間取りです。

そういえば昨夜、床に就く前に消灯したら

障子越しに外がやけに明るいなと思いました。

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月明かりがないときは電気を消せば真っ暗。

月明かりのあるときは電気を消してもほんのり明るい。

今はそんな環境にいます。(ど田舎ってこてでもないです)

障子越しに、つきの明かりや朝起きた時の天気など感じ

四季折々の虫や動物の声を聞いて暮らすのもいいなと感じるのも

かなりの間、街中のマンション暮らしという環境があったからかな。

ずっとこの環境にいたらどうだったのかな?なんて思ったり。

せっかくだからこういう普通のありがたさを普通に気づき

ちょっとした喜びを感じることのできる人になって欲しいなと

子供の寝顔を見ながら思ったきのうの夜でした。

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今日はとても寒い朝でした。

長女は部活で一番早く出かけて行きます。

「いってきまーす」と玄関を開けたとき

「わぁ、月がおっきくてきれいよー」と言い残し登校しました。

今朝、スーパームーンがくれた小さな喜びでした。

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家の外皮性能がどんどんと良くなり、家の中が暖かくなっていく反面、

さまざまな外部環境とのコミュニケーションが少なくなっていくなか、

家の中にあたりまえにある「おそと」とエピソードが転がり込んできて

心の中も暖かくなるような、そんな家がつくっていきたいなぁと思っています。

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