現場監理という名のコミュニケーション。
現場ではサッシ取付と電気配線工事が進行中。
今回はセルロースファイバー断熱を使用するので、
外壁貫通部分の打合せを密に行う。
職人さんと話しをしていると、
純粋にものづくりレベルで話ができて心地よい。
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自分がこれと信じる材料を
必ずしも誰もが信じてくれるとは限らない。
なぜこの材料を信じているのかを
信じてもらうことが大切だと思う。
じわじわと効く漢方薬を処方したときのように、
考えや信じていることを時間をかけて共有すること大切と考える。
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完成した住宅リフォームの現場では外構工事の真っ最中。
長い間「土」のままだったアプローチに
新しい「カタチ」が現れていく。
そのカタチに「緑」が加わって
とりあえず産声を上げることになる。
緑のことはプロに任せる。
セッションの思いがけない成果が楽しみだ。
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完成している住宅の中でクライアントには
ひと夏をすごし、その快適さを感じて頂いた。
昨今の「住宅の高性能化」にはあまり出てこない
リフォーム後の「湿度」の変化を身体で感じることで
快適性のありかを再認識する。
あわせて「電気代」として見える情報が
おどろきとして現れる。
「数値」を手立てにすることと同じぐらい
「感覚」を大切にせねばと改めて思う。
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小さな平屋の完成がまもなくだ。
建築確認申請での完了検査日を予約し、
検査申請書類を作成する。
もうすぐ「嫁入り」と思うと少し寂しい。
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いずれにしても、ちょっとした瞬間に
クライアントの顔からみえる笑顔がなによりうれしい。
それと同時に、しばらくお会いしてない
クライアントの顔がたくさん浮かんでくる。