中崎町の「和食ダイニング」のお店もいよいよ完成です。
ワクワクしたり、イライラしたり、ドキドキしたり。
工事中の現場では様々なことが起こり、解決し、それを積み重ねていく事で実際に「かたち」になっていきます。
何度現場を経験しても「建築ってすばらしき手作りの世界だなぁ」と思います。
みんなの技術と知識と経験の賜です。
私はそれぞれの建築あるいは空間に最低「ひとつ」デザインポイントを盛り込みます。
当然、「まとめる」という意味では、いろいろなデザイン的要素が盛り込まれているのですが、あえて「意匠的」に主張する部分を「ひとつ」盛り込むのです。
そのデザインポイントは、その建築または空間を決定的に印象付けるものであればいいなと思っています。
そうすることで、人々の心の中に建築または空間が「かたち」として刻まれると思っているからです。
なんだか印象に残る建物とそうでないものとの差は一つはそこにあると思っています。
お店はいよいよ備品搬入・厨房火入れと進んでいきます。
限られたコストの中で、クライアント、施工者、設計者が手作りで実現したお店です。
9月10日のオープン、楽しみです!!
出来上がりのこの時期が我々の喜びの深まる時期でもあります。