あっという間に7月中旬ですね(汗
なんだか一月前にも同じことを言った気がします。
(確実に言ってますけど 汗)
さて、アトリエセッテンの動きを
“なるべく”一週間ごとにお知らせする
「せってん通信」7月の1号です
(一月ごとにしようかなぁ…)
■ 東大阪の戸建住宅の大規模リフォーム
このたびお引渡しが完了しました。
住みながらの工事で大変だったかと思いますが、
クライアントのご夫妻は、その仮住まい生活を前向きに楽しまれて、
その工事プロセスそのものも「リフォームのカタチ」として経験されました。
いま、新築住宅ではなかなか毎日現場を確認することはできません。
こういった仮住まいの工事には進んでいく工事現場を体験できるという
すばらしく、とても大きなエピソードを得ることができます。
これは現代の建築ごとのなかでとても大きなメリットですね。
クライアントご夫妻も、そのプロセス含めて大満足を頂いたようで、
私もとてもうれしく思っていますし、この瞬間にほっと胸をなでおろすのでした。
いつものことながら、気持ちのいい家になったなぁ・・・と思いつつ、
お嫁にいっちゃうのか・・・。とすこし寂しい気持ちになります。
でも、この笑顔をいただけることが一番です(^^
施工に携わっていただいた藏家さんと共に記念撮影。
毎回思いますが、住みながら工事のリフォームは、
施工会社さん、さらにはその職人さん一人ひとりがとても大切です。
設計者とは比較にならないほど現場で顔を合わせ、
工事を手がけている姿を見せるのですから。
設計者とか、施工会社とか、業者とか以前に「人」としてのお付き合いが大事です。
なにはともあれ、完成おめでとうございます!!
設計の意図や、そこに盛り込まれた快適さは住んでからわかります。
じっくり、ゆっくりとお楽しみくださいね(^^
後日、ダイニングテーブルを設置!
引渡しから一週間後、オーダーしたダイニングテーブルの搬入に立ち会ってきました。
出来上がった空間をみてから、既製品などを探されていましたが、
やはり空間にあうオリジナルなものをということでデザインの依頼を頂きました。
幅1500mm、奥行き900mmのダイニングテーブル。
今回はダイニングテーブルでゆっくりとくつろがれるため高さは680mmと少し低めに設定。
これから、このテーブルにあわせてアームチェアを選定していきます。
オーダー家具といえば、その家のためにひとつだけオリジナルで作るもの。
だとすれば、やはり作ってくれる木工家の「手しごと」が伝わるデザインにしたいなと。
ということで、手に触れる天板のエッジは手触りよい曲線にこだわり、
その天板を支える四本の脚は四方ころび(少しずつ違う方向に傾いている)とし、
さらに天板から床にかけて、脚の太さが少しずつ末広がりになっていくようにしました。
木工家としては、めんどくさい?いや、なかなか大変な仕事なのですが、
そういう「手間」の部分もクライアントに愛着として抱いていただきたいとの思いです。
「食べる」という大切な行為とその延長にある「くつろぎ」という時間を
このテーブルと共に、気持ちよく過ごしていただければと思っています。
リフォームの際、新たに付け加えられた大きな引戸と共に。
とても、よく馴染んでいますよね~(自画自賛w)
タモのダイニングテーブル W1500×D900×H680
製作:Woodworks and Designs TOBA
意匠:ATELIER SETTEN