なにげに盛り込まれたデザイン

これは、とある近鉄駅のホームのフェンス。
無造作なデザインの多い駅のフェンスのなかで、誰がこだわったのか、ここのフェンスはなにげにデザインされている。
誰かがこだわらないとここには盛り込まれなかったはずだ。
近鉄駅あるいはその周辺には、このようなデザインがちらほらと見られる。
恣意的にデザインされたあるパターンを繰り返すデザイン手法。
やはり近鉄には、あの村野藤吾イズムがなにげに根付いていたのだな、と思う朝。